黄緑色のうさぎ

しがないオタクの話

今日の幸せが明日の幸せ

2024/04/26の行動

12:00 ミュージカル「アニー」@新国立劇場中ホール

19:00 KYUHYUN ASIA TOUR "Restart" in JAPAN@パシフィコ横浜国立大ホール

 

極度のめんどくさがりなので、1日で予定を詰め込む傾向があるんですが、ミュージカルからのコンサートハシゴは初めて。

割とむちゃをしたなという自覚はあるんですが、後悔はないくらい良いインプットになりました。 

ということで、せっかくなので日記として残しておこうと思います。

 

まずはミュージカル「アニー」。

実は有名作なのに観たことがなく。そして映画も見ていなかった。

でも小学生の頃同級生が行っていて、「すごく素敵だった!」とほぼ毎日語ってくれていたと同時に、「りっきちゃん、タップキッズできるよ!受けなよ!」と謎の勧誘を受けていたので、そういう子どもたちがいるということだけ知っていました。(そして今は新演出版なのでタップキッズはおらず、キッズダンサーという枠になっていることを現地で知る)

あと、『トゥモロー』は小学四年生のときの音楽祭の課題曲でめっちゃ練習したので、そういった意味では思い入れはある曲ではありました。

 

ストーリーは皆さんご存知何だと思うので、好きポイント箇条書き。

・アニーの屈託のない笑顔

何があっても『両親が迎えに来てくれる!』を心の支えにして待つアニーが健気でいつだって笑顔な彼女が本当に大好きになりました。

でももう、私はそれだけを支えにしてしまうのはあまりに危ういこともわかってしまうので、ハッピーエンドだとわかっていても心の隅はハラハラしっぱなし。だからこそ、最後の事実が発覚したあとの企み顔ですらチャーミングに思えて、心から「お幸せに!」と思うことができました。

 

・サンディ、ちっちゃい!

サンディが私のイメージではオールドイングリッシュシープドッグだったんですが、だいぶ昔に犬種変更されていたようで、今年のサンディがめちゃくちゃちっちゃくて驚きました。

アニーが持ち上げられる小型の彼、今日はどうもごきげん斜めだったのかなかなか落ち着かない(笑)トゥモローも横見て、後ろ見て、キョロキョロしてしまう彼を、アニーが引っ張ってどうにか前を向かせようとしてたのがおかしいやら可愛らしいやら。(そんな状態であのナンバーを歌い上げてるアニー役ゆきちゃんすごい)

まあ人間ではないですからね、そんな日もあるかと納得しております。

 

・ハニガン夫人の須藤理彩さんが好きすぎる!

めーっちゃ嫌なやつ、ハニガンさん。

あのきれいなお顔の表情筋をめいっぱい動かして子どもたちに向き合う須藤ハニガンさんが、憎たらしいのに何処かかわいい。でもやはり嫌なやつだからムカつくはムカつく。その塩梅がすごくお上手なんだと思いました。

あとお衣装のガウンで日本の浮世絵っぽい柄が2つあって素敵だった。ジャポニズムとか流行ったころみたいなイメージで作ってるのかな?とおもったり。まだ調べられていないので、このあたりは想像です。

 

・アンサンブルの皆さんのめまぐるしさが凄まじい

子どもたちはもちろんなのですが、舞台を支えるアンサンブルの皆さんがすごい。

お一人、とある場で3つくらい衣装着てて白目むきました。早替えにもほどがある……

でもアンサンブルのみなさんがいるからこそ、舞台ってもっと素敵に見えるんだなって改めて思えました!!ありがとうございます!(誰?)

 

以上がアニーの感想。たぶんもっと感動も感激もしたんですが、アウトプットが追いつかない…ポンコツ脳みそめ。

実は観劇後は観劇後で、良くしていただいてる方と挨拶をして話していたのですが、盛り上がりすぎて1時間以上話し込んでしまい、時計見たら5時前(笑)

このあとコンサートなんです!と、ことわりを入れ解散となりました。

 

 

そしてそのまま横浜へ。

大好きなキュヒョンさんのソロコンサート!

ファンになってからは初めてのソロコンサートでした。

「僕はバラードの貴公子なので、憂鬱なバラードばかり歌います」「初めての方驚いてますよね?僕のソロコンサートはこんな感じです」なんて仰ってましたが、聴いていてきちんと悲しくなれるバラードを歌えるってすごいと思うんですよ。

私はまだ韓国語勉強中で聞き取りも全然できてないけれど、なんだか苦しくて、心の奥がぎゅってなるようなキュヒョンさんの歌い方が本当に大好きなんですよね。だからこそ、そんな曲たちに浸ることができた最高の3時間でした。

……いや、冷静に考えるとソロコンサートで3時間てえぐすぎません????でもこれたくさん歌ってくれたことはもちろんなんですが、MCをほぼ日本語でこなしてたっていうのがたぶん大きいと思うんですよね。

袖におなじみの根本さん(SUPER JUNIOR、というかSMはじめとする韓国ドルがめちゃお世話になってる女性通訳さん)がいたけれど、わからない言い回しの確認をしてくれるくらいで、キュヒョンさんは一生懸命自分が話せる言葉で私達に伝えてくれようとしていて、そういうところが好きだなって改めて思いました。

個人的には、Flying〜の序盤で歓声が起きたのが想定外だったらしいキュヒョンさんが、大きい目を更に大きくして『え、この曲で?』みたいにちょっと笑っちゃってたのが可愛らしくて印象的です。

あと、やっぱりキュヒョンさんのことをミュージカルの役者さんとして最初に認識してそのまま転がり落ちてしまった人間なので、ベン・ハーの運命を聴けたのが嬉しかったです。事前アンケートでは、きっかけになった그 어디에に入れてたんで聴きたかったんですが、ミュージカルの曲を歌うキュヒョンさんをこの目で見られたってだけでだいぶ満足できました。

忙しい中日本に来てくれてこんな素敵なものを届けてくれるキュヒョンさんを、もっと好きになりました。次のライブも楽しみに待っていようと思います。

あと、日本のバラエティへの出演にすごい意欲的なのをアンテナが叶えてくれると信じてますね。

 

こんな感じでバッタバタな一日だったけれど、インプットの日としては最高の一日でした。

明日からまたお仕事ですが、すべてを生きるための活力にして、オタクは頑張って暮らしていこうと思います。

 

 

 

余談

ひとつ寂しかったのは、今回の座席が通路側で、しかも客席降りがあるよって聞いていたのでワクワクしていたのに、キュヒョンさんが私のいるブロックにだけ来なかったことくらいです(笑)

あのあと後ろで「こっちきてないよ!!」「来てよ!!」って叫んでたおねえさんたち、気持わかるよ。もっと近くで見たかったよね!!!